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「とるにたらないものもの」   ・・・・・#1430

ブロ友さんオススメの本が届いたので
夕方近く図書館へ取りに行った。
ところが、自転車をこぎだして2分とたたないうちに
突然大粒の雨がポツポツと。

空を見上げると太陽が
ドンドン厚い雲に覆われていく。
振り返った方角は
雲より青空のほうが多いのだが。

幸いにして出かけるところは図書館だし
雨宿りがてら、借りた本でも読もう
そう思って大急ぎでペダルを踏んだ。

お目当ての本を借り
2階の閲覧室まで螺旋階段を昇る。
図書館の建物は数年前に建て替えられたが
この螺旋階段だけは当時のまま。
ここのシンボルともなっている。

席につく前に書架を眺めていたら
江國香織さんの
「とるにたらないものもの」
という文庫が目に止まった。

とるにたらないけど欠かせない
大小さまざまな身の回りの「もの」60について
筆者の思いが簡潔に綴られたエッセイ集だ。

ペラペラと斜め読みのつもりが
気付けば最終ページまで一気読みだった。
言葉の選び方、素材を見る目
行間に隠された心情・・・

同感するかどうかは描かれた「もの」にもよるが
文章そのものがやはり好きだなと思った。
「ああ、こういう文章をお手本にしたいな」
そう思った。

読み終えたので借りはしなかったが
まだ心地よいリズムの余韻に浸っている。



なーんてな。
いやいや、いつもと感じ違いませんか?
江國さん文章に触発されて
余韻が消えないうちに真似てみました。


ムリだわなぁ。
やっぱりなぁ。


そうそう、思い出しました。
LINEカメラにマナーモード付いてるの知ってました?

図書館のような静かなところとか
ちょっと落ち着いたレストラン等では
シャッター音って気になりますよね。
そんな時はとっても便利です。

盗撮に使われたりするのは心配だけど。。。





by noro2happy | 2014-09-06 17:54 | book

『右岸』と『左岸』

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★ ★ ★ ☆

夕べは、というか、正確には今日ですが、妙に目がさえてしまい、結局夜中の3時ごろまで読書タイムとなってしまいました。
辻仁成さんの『右岸』と江國香織さんの『左岸』
ようやく読了。
どぅほぉぉ~~~っ、疲れたぁ。
久しぶりにズッシリきましたねぇ。
いや、内容というより総文章量においてだけど。
2段組、左右あわせると1000ページにも及ぶわけでして。
読みでがあったわぁ。

辻・江國コンビといえばもちろん「冷静と情熱のあいだ」ですよね。
愛し合いながらも離れてしまった男女の心の動きを、それぞれの側から綴ったラブストーリー。
竹野内豊とケリー・チャンで映画にもなって。
こん時のタケタケがまた素敵でさぁ~☆☆☆016.gif 016.gif 016.gif
いかん、話がそれそうだ。
今回もそんなのを期待していたら、まったく違うものでした。

『右岸』では特殊な能力を持った男性「九」の半生を描いているのですが、霊魂とか輪廻とかっていうスピリチュアルな世界。
それはそれなりにおもしろく読めたのですが、ラブホテルの屋上が森になったり、宙に浮かんだりするあたりから、あまりにも現実離れしてしまって。
おまけに、酒の飲みすぎで太ってひげも髪もぼうぼうって、どっかで見たような・・・?
ビジュアル的にはまるでショーコーじゃない。
ちょっとうーん、て感じになってしまいました。

一方の『左岸』は九の幼馴染みであり、ずっと思いを寄せていた女性、「茉莉」が主人公。
その男性遍歴を含め、「チョウゼンとしていればいい」という生き方がとても印象的です。
どちらを先に読むかというところですが、ワタシは右岸から読んだので、人物関係などが良く分かったように思うのですが。

「冷静と~」では辻さんのほうが好きだったけど、今回は江國さんの方が面白かったかな。
期待が大きかっただけに、両方合わせて星3.5個ってとこで。
全編を通じての博多弁がなんとも言えない味を醸し出しています。
by noro2happy | 2009-02-24 21:39 | book