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2014年 02月 24日 ( 1 )

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「64(ロクヨン)」   ・・・・・#1403

ふっか~つ!
読書に燃えない症候群に罹患してたワタシが
ついに読み終えたどー。
分厚かった。

この本を予約したのは一昨年の12月。
普通だったらそんな大昔の予約
ナンジャラホイ?
なんだけど
これだけはずーっとずーっと待ってたのよー。

横山さんだからもちろん警察モノなんだけど
舞台が県警の警務部・広報室ってところが変わり種。
そこの広報官三上警視が物語の主人公。

「64」とは、たった7日間しかなかった昭和64年に起きた
誘拐殺人事件を指す符丁。

20年以上にわたり刑事としてキャリアを積み、
特に能犯の捜査では県警でも一目置かれる存在であった三上。
なんとそれが、刑事部とは犬猿の中である警務部への移動。

刑事部からはスパイ呼ばわりされ
警務部長からは娘の家出に関する唯一の弱みをネタに
絶対服従を強いられる。

ジレンマにさいなまれる苦悩・・・
心理描写がほんとうによく書けてます。

市民不在の縄張り争い。
自分の利益、立場ばかりを主張する
関係者の利害が三上の目を通して
あからさまに描かれています。

その目は警察内部に限らず
世間の代弁書を気取る新聞記者たちにも。

どいつもこいつも自分の保身ばかりで
ってイラッとしている状況下で
未解決誘拐事件「ロクヨン」のを模倣するかのような事件が勃発し
えっ、どうなるの?どうなるの?の急展開。
たたみかけるような面白さで目が離せません。

一見バラバラだった無言電話などの前半の描写が
一気につながるりラスト。
あー、おもしろかった。

これって続編があるかな。
三上の娘のこととか気になるし。

始めのうちは登場人物の多さに少々手こずったけど
やっぱり警察物って好きだなー。




by noro2happy | 2014-02-24 21:25 | book