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2014年 01月 28日 ( 1 )

咳と痰に悩まされた風邪でしたが
ようやく今週に入り完治したようです。
その代わり?
夫ドッコイが同じ症状で咳き込んでる。
人にうつすと治るってどうやらホントみたい(^^ゞ

しかし、見事に長かった。
丸二週間も風邪っぴきなんてどれほどぶりだったか。
熱が出るわけでないので仕事を休むほどではなく。
しかも食欲は無駄にある(>_<)
とはいえ、咳するだけで体力消耗。
それなりに疲れたわ。

***

さて、長引いたといえばこの本も
12日の新幹線車中で読み始めて読了まで二週間。
何とか今月1冊クリアです。

c0096685_20193236.jpg「あい」   ・・・・・#1401

というわけで本年度一作目の読書感想文。

年末も高田さん作品の「みをつくし料理帖」シリーズで〆たんだけど
どうやら高田さんが澪ちゃんを一年休まれていたのは
「あい」執筆に専念されていたからのようです。
そんな意気込みが感じられる良書でした。


房総の貧しい村の農家出身ながら苦学の末医師になった関寛斎。
やがて銚子に医院を構え、町をコレラから救い
長崎留学を経て徳島藩医師となり、
士分に取り立てられます。
戊辰戦争でも軍医としての功績を残しますが
それらの地位と名誉を一切捨て
齢73歳にして、北海道開拓を志すのです。

そんな夫を傍らで支え続けたのは妻・あい。
幕末から明治へと激動の時代を生き、
波乱の生涯を送ったふたりの夫婦の物語です。


全く知らなかったけど関寛斎は実在の人物。
北海道の陸別駅には関寛斎資料館があるそうです。
勝手に開拓時のお話がメインなのかと思っていたら
ナント、そっちは終盤も終盤、古希を過ぎてから。
今でもその年齢ではスゴイことだと思うけど
当時としてならなおのこと。

私利私欲一切なし。
世の中にはこんな立派な方がいらっしゃるんですね。
ただ、こういう生き方を貫けたのは
やはりあいのような伴侶が居たからこそなんでしょう。

ここで、
風邪をドッコイにうつし
わーい、治った治ったと喜んでるワタシとしては・・・
いや、いや、いや
ムリ、ムリ、ムリ。

今の生活を捨てて、夫の開拓についていくなんて絶対嫌だ。
ドッコイが海外シニア協力隊として
どっか東南アジアの山奥に行くって感じでしょ・・・
一応止めるけど、それでも行くならどうぞご勝手に、だわ。

今度生まれ変わったらこんな夫婦に
なんてまでは思わないけど
夫に寄り添い、ともに夢を抱いて生涯を生き抜く。
そんなふうに愛せることは幸せなんだろうなと思いました。



by noro2happy | 2014-01-28 20:23 | book