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軽~ぃノリの「もう誘拐なんてしない」

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図書館本で次々と読んでいるのですが、なんでこの本を借りたんだっけ?と思うことがしばしばあります。
これもそんな本でした。
ひとことでいえば、メチャメチャ軽い。
東川篤哉さんの作品を読むのは初めてですが、みんなこんな感じなんかなー?
ほとんどジムのマシンの上で読んでいたような感じでしたが、文体もキャラクターも思いっきり軽いので何かをしながらでちょうどいい。
ボケと突っ込み、ベタなジョークとセリフ回しが炸裂します。
ワタシのような真面目(?)な読書好きにはちょっと引いてしまいますが、このノリが好きって人もいるでしょうね。

ストーリーは、やくざのお嬢さんである高校生が大学生と結託して狂言誘拐をたくらむお話。
後半からはそれに偽札やら殺人事件がからんで、さらに大ごとな展開になるものの、あくまでもバカバカしいノリを貫くところが、ある意味すごいです。

とにかく登場人物のほとんどがゆる~い人ばっか。
女子高生の姉である男まさり(?)のお嬢が唯一切れのあるキャラで、パッとしないやくざの面々はまるで「ごくせん」でした。
最後のアリバイトリックに関しては本格的ミステリーを感じましたが、それにしては、狂言誘拐の発端となる義理の妹の件はどうなるんだ?
偽札事件の方はどうなったんだ?
???がいっぱい。
背景がそれっきり尻切れトンボになってしまったのはいかがなもんでしょうか。
そのあたりをそこそこ修正して、ドラマ化すれば当たるかもよ。
by noro2happy | 2008-06-15 19:34 | book