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自分、変わらなアカン思うとるやろ

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パンダの次はゾウだよぉ~って、またまた読書感想文です。
去年の秋から予約していた水野敬也著「夢をかなえるゾウ」がやっと届き、一気読みしました。
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自己啓発本というと、なんだか当たり前のことをさももっともらしくという印象が強くて、これまで全く食指の動かないジャンルでしたが、これは一応小説?
その手法のせいか、押し付けがましさがないのはもちろん、随所に笑いありで実に楽しめました。
おもろい小説として自然に自己啓発できるのがGOOD。

自分を変えたいとは思っているけど方法が分からない。
出来れば楽して成功したい。
そんなことばかり考えているごくごくフツーのサラリーマンの僕の前に、突然現れたゾウの“ガネーシャ”。
「自分が出す簡単な課題さえこなしていけば、確実に成功する」と。

自称インドの神様にしては、話し言葉はなぜか関西弁。
寒いギャグも言うけど、どんな姿にも変身でき、お釈迦様さえ舎弟扱い。
そんなガネーシャから僕は、毎日ひとつ「靴を磨く」とか「会った人を笑わせる」とか「1日何かをやめてみる」といった課題を与えられます。
簡単そうに見えるけど、やってみると意外に難しいし、地味だし。
「冗談じゃないよ」と思いながらも、僕は課題を実践してくのですが、僕の心の動きは、読者であるワタシの心の動きとシンクロしていきます。
うわぁ、ウザッと思っていたのが次第に気になる存在になり、いなくなると寂しい・・・
最後に僕がどのようになるのかは、読んでからのお楽しみ。
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随所に散りばめられた、古今東西の偉人のエピソードもとても興味深いです。
もっともガネーシャにかかれば、
「歴史上のキーパーソン育てたのほとんどわしやで」で、
ニュートンの前にリンゴを3回も落としてやったり、マイケル・ジョーダンにバスケから野球への転向を相談されたりだそうです。
極めつけは富士急ハイランドの「フジヤマ」乗りたさに、わざわざやってきた釈迦との漫才としか思えないやり取りなんて、ホント笑えました。
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ワタシなんぞはこの歳になると、今さら・・・って思いも無きにしも非ずですが、そんなこと言ったらガネーシャに「自分それだから変われへんのや」なんて言われそう。
でもこれから社会に出る青少年に贈る本としてはぴったりではないでしょうかね。
そうだ、ワタシも今度息子にあったときに渡してやろうかな。

因みに著者である水野敬也さんは、大学在学中に新宿などの路上で1分100円で人をホメちぎる「ホメ殺し屋」というものをやっていたそうです。
さすがに実体験があってこそ、この本なんだなぁって思いましたね。

なにやらテレビドラマかも決定しているとか。
一体どんなふうになるのやら、ガネーシャはCGになるのかな、気になるところです。
by noro2happy | 2008-04-23 19:58 | book