覚悟して読むべし「禁断のパンダ」

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夜中の3時といいますか、もう今朝方になりますね。
例によってパチッと目が覚めてもうイカン。
ちょうど半分まで読みかけていた本があったので、そのまま読書に突入。
結局最後まで読んでしまいました。
今日が日曜日だからできたんだけどね。

で、その本が第6回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞した拓未司さんの『禁断のパンダ』。
マンガチックな装丁と、かわいらしいパンダから想像する内容とは大違い、いやはや、恐っろしくも、気持ちの悪い味わいでした。
帯には美食ミステリーと紹介されていますが、美食というよりゲテモノ、禁断の料理ミステリーですね。
確かにフランス料理の描写はとても美味しそうなのですが、なにせ高級フレンチ自体にあまり馴染みがないので、せっかくのソースの味でも具体的に想像できないのですよ。
それよりワタシには前回読んだ「食堂かたつむり」の、ヌカ漬けから始まる家庭料理のほうが、断然食指が動きました。
まぁ、そのあたりはあまり内容とは関係ないのですが。

さて、ここからは思いっきりネタバレ、要注意です。
ミステリーだから人が殺されます。
でも、その動機がねぇ、究極の美食を追求するってそういうこと? とても理解できない。
文章がサラッと取っつきやすく、オドロオドロしさがないからよけい怖いのかも。
前半食べたおいしいお料理を全部もどしてしまうほどグロテスクです。
「食堂かたつむり」でペットの豚一頭を丸ごと料理するのに、度肝を抜かれたくらいなのに、それが人肉だよ(あっ、言っちゃった)。
フォンだの、ペーストだのって気持ち悪くなる。
しかも死人が多すぎるし。
なにもあそこまで殺さなくたっていいんじゃない?
挙句の果てに、最後の最後にお前もかって感じで。

いやはや美食系小説を連続で読みましたが、エライ違いや。
癒しとは真逆の後味の悪さが・・・
夜中に読む本ではなかったわ・・・046.gif046.gif046.gif
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by noro2happy | 2008-04-20 13:40 | book