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ワタシには新ジャンル「図書館戦争」

またまた友人のお陰で新しいジャンル、作家にめぐり合えました。
有川浩さんの「図書館戦争」です。
c0096685_2156837.jpg無知なワタシは、お名前といい、その内容といい、てっきり男性が書いたものだと思っていましたが、著者はなんと主婦でした(ひろと読むそうです)。
後書きによれば「近所の図書館に掲げてあった『図書館の自由に関する宣言』のプレート」から思いついたと記されてありましたが、そこからこんな型破りなストーリーが浮かぶなんて・・・どひぇーっとしか言葉がありませんでした。
だって、図書館が自衛隊並みに武装し、防衛員として採用された職員は日夜軍事訓練に励むという破天荒な設定ですよ。

図書館が戦う相手は、メディア良化委員会。
近未来の日本では、公序良俗を乱し、人権を侵害する表現を取り締まる法律「メディア良化法」が成立。
拡大解釈による検閲から本を守るため、図書館と良化機関とのすさまじいまでの抗争が繰り広げられます。
とにかくとんでもない設定、ある意味バカバカしいほどなのですが、もしかしたら、そんな恐怖の時代があってもおかしくないかもって思えてくるほどリアルなところも。
そんなハードなベースがあるのに何だかコミックを読んだような読後感がなのは、ひとえに主人公とそれを取り巻く上司や同僚の分かりやすきキャラクターや、やり取り。
女子では初めてという防衛部・図書特殊部隊に配属された新人防衛員、笠原郁。
さぞや優秀かと思いきや、男子顔負けのでっかい体と、陸上で鍛えた身体能力だけで抜擢されたような直情型キャラ。
そんな危険な仕事をしていると知れれば故郷へ連れ戻されるという事で、実は親にも内緒にしています。
会話のテンポも速く、軽いノリなので青春小説モノ風にタッタカ読めます。
053.gifもちろん、“痒いほど”の(本文中にあり)ラブラブもあり。
おもしろいから、戦争?抗争モノ?と引かないで読んで欲しいです。
実はワタシがそうだったモンで。

この小説はこのあと「図書館内乱」「図書館危機」と続き、「図書館革命」で完結となっています。
もちろん、全シリーズ読むつもり。
因みに、今年の4月からフジテレビ系深夜枠でアニメ化が決定されているそうです。
著者は「月9」を狙っていたそうですが026.gif確かにアニメにピッタリかも。
by noro2happy | 2008-01-13 22:16 | book