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私的60年代音楽③怒濤のGSブーム

日本のGSブームへ行く前にもう一つ記しておきたいグループがありました。
「ザ・モンキーズ」です。
ザ・ビートルズのようなグループをぜひアメリカ国内からも作り出そう!という狙いでオーディション番組から誕生した4人グループです。
日本での人気に火がついたのはTBS系で放送が始まった「ザ・モンキーズ・ショー」から。
曜日は忘れましたが夜7時くらいからの30分番組だったと記憶しています。
売れないミュージシャン4人が繰り広げる青春コメディのような内容だったと思います。
毎回楽しみにしていたわりに中身はあんまり覚えていない。
番組の頭でかかる♪hey hey we are the monkees♪の「モンキーズのテーマ」がカッコよかったのと、ミッキーのバスドラの腹に描かれてあったmonkeesのスペルをギターの形にデザインしたおしゃれなマークが印象的でした。
「恋の終列車」「アイム・ア・ビリーバー」「自由になりたい」「すてきなバレリ」や昨今CMにも使われた「デイドリーム・ビリーバー」など、どれも馴染みやすい曲ばかりでしたね。
68年の来日はまさにモンキーズ旋風とも言えるもので、私の通っていた中学校ではモンキーズを聞きに行ってはいけません。
即刻呼び出しですっていう禁止命令(?)出ました。

さてさて、ちょうどその頃日本でも独自のグループサウンズが注目されてくるのですね。
先陣を切ったのはスパイダースブルー・コメッツ
スパイダースはムッシュかまやつが作った「フリフリ」とか「ノーノーボーイ」のオリジナルではまだファンを獲得するまでには至らず、浜口庫之助が作った「夕陽が泣いている」で日本中に知られるようになります。
歌謡曲っぽくはありましたが、マチャアキの♪夕焼け、海の夕焼け・・・♪で始まるこの曲は何だか日本人の心の琴線に触れてくるような、ぐっと迫るものがあり私も大好きでした。
中学の遠足で真鶴海岸へ行き、みんなでこの歌を唄ったっけ。
ブルコメはいわずと知れた「ブルー・シャトー」ですが「青い瞳」「青い渚」「マリアの泉」「北国の二人」などが代表とされるところです。
そしてその後すぐに出てきたのがタイガースとテンプターズ
ジュリーvsショーケン。
全盛期はこの4つのグループが頂点で、ついでワイルドワンズ、カーナビーツ、オックス、ジャガーズ、ゴールデンカップス、モップス、ズーニーブー、ヴィレッジ・シンガーズなどなど。
オックスの「スワンの涙」などは「あの空は、あの雲は、知っているんだね」なんてセリフまで入っていて。
いったいどういうシチュエーションであんなセリフが出るんだぁって思ってはいたけど、みんな目をウルウルさせて聞いていましたね。
私はジャガーズのファンで、「君に会いたい」やB面の「ビート・トレイン」「キサナドゥーの伝説」は今でもよく覚えています。
「キサナドゥ・・・」がデイブディーグループのカバー曲だったので、「オーケイ」(こちらもデイブディーグループ)もジャガーズってずっと思い込んでいたのですが、今回改めて調べたら「オーケイ」を唄ったのはカーナビーツでした。
どうやらその場限りのファンだったみたい。
カーナビーツは「好きさ好きさ好きさ」でアイ高野がドラムスティックで「おまえのすぅべぇてぇ~」と客席に向かって指刺すお約束ポーズがありました。
でも、そのアイ高野も昨年53歳の若さで亡くなってしまいました。
「好きさ好きさ好きさ」はゾンビーズのカバー曲です。
ゾンビーズは最近の車だったかのCMで使われていた「二人のシーズン」を唄っていたグループです。
やはり当時は海外GSのカバー曲か歌謡曲風オリジナルのどちらかって感じでしたが、ゴールデンカップスとモップス、ダイナマイツ、ハプニングスフォーあたりがちょっと異彩を放っていましたか。
GCの「愛しのジザベル」「長い髪の少女」も名曲よねぇ。
話は変わりますが、初めてKAT-TUNの「リアルフェイス」や修二と彰の「青春アミーゴ」を聞いたとき、妙に懐かしい、むかーしに聞いたようなって思いました。
あれは、当時の歌謡曲風GSの音にとても似ているからだ!
間違いないっ!!(古っ!)
これだけ隆盛を極めたGSブームですが期間としては意外と短く、70年を待たずに終焉を迎えるのですが・・・
68年には「帰って来た酔っ払い」でフォーク・クルセダーズがでたように、アンダーグランウドミュージックに取って代わるのです。
by noro2happy | 2007-02-27 17:48 | 音楽