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📖「探梅ノ家」「残花ノ庭」佐伯泰英(#1636、1637)

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「居眠り磐音江戸双紙12&13」です。
毎度毎度の磐音さんなので今回は2冊まとめて。

★「探梅ノ家」
大小のアレヤコレヤは相変わらずですが
今作品のメインは今津屋主・吉右衛門のお見合い企て騒動。

磐音さんは老分・由蔵さんに乞われて
今は亡きお内儀のお艶さんの三回忌の供養で鎌倉・建長寺にふたり旅。
というのは表向きで
実は吉右衛門には内緒で後添えをとしての女性に会うため。

お艶の兄に連れられてやってきたのはお香奈と、
付き添いである妹のお佐紀の姉妹。
本人には内緒で、先に女性を見極めようとしたまではよかったのですが
磐音さん、その女性に何か違和感を感じます。

嫌な予感的中で、突如お香奈は失踪。
磐音さんはお佐紀とともにお香菜を探します。
実はお香奈には既に思い人がいたのです。

頭を抱える老分さんに磐音さんがナイスなアドバイス。
一日一緒に姉探しに奔走したお佐紀の性格を見抜き
お佐紀こそ今津屋の奥を取り仕切るにはぴったりな人だと。

ワタシはお佐紀も磐音さんに惚れてしまうのではないかと思ったのですが
そうはならないようですね。
なんたってモテすぎだから。。。

モテすぎといえば、桜子姫もいよいよ磐音への思いがかなわないと諦めたか
御典医・桂川国端とお付き合いすることに。
それはそれでちょっと傷つく磐音さん(笑)

今作品では特別に大きな展開はありませんでしたが
磐音とおこんとの行く末が感じられたり
それなりにサクサクと読めました。


★「残花ノ庭」

この巻はなんたって、磐音さんとおこんさんの急接近が読みどころ。
ま、そう行くんだろうなぁと予想はつくものの
磐音の気持ちがイマイチわからなかったので
おこんさんになりかわり、ヤキモキ。
しかも、関前から江戸に出てきた父にも会わせるなど
やればできる磐音さんで読んでいてもニヤニヤです。

その他にも、阿蘭陀商館長一行をめぐる活躍。
異国の人まで虜にしてしまう磐音さんの剣って。。。
さらに、幕府の威信をかけた日光社参ではの話も具体的なり
田沼意次との対決もやむなしといった状況。
その上、関前藩にあっては江戸家老と中居様が直接対決。

また、前作で磐音と老分さんが骨を折った
吉右衛門のお見合いもいよいよ本決まりとなりそうだし。
本人の意志とは関係なく
周りの大きなうねりの中にまっしぐらのご様子。

ここまで読んでも全然飽きることなく楽しめるし
ますます目が離せないシリーズです。









by noro2happy | 2016-07-04 20:23 | book