📖「朝虹ノ島(居眠り磐音江戸双紙10)」佐伯泰英(#1627)

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おおーっ、ついに!
磐音さんシリーズも10冊まで来ました。
約5分の1を読み終えたということで
嬉しいような、寂しいような。
なんて言いながら、まだ道は長いぞ、楽しめるぞ 017.gif


今回はなかなか読み応えがありました。
まずは、チャラい若侍に騙されちゃった娘芸人を助ける磐音さん。
ここはま、毎度おなじみのって筋書きなんですが
なんと助けるはずの娘芸人、恋に目がくらんで
チャラ侍を助けるために
立ち回り中の磐音さんに思いっきり火鉢の灰をぶちまけてしまう。
勢い余った磐音さん、大事な備前包平で鉄瓶を叩いてしまった。

結果としては拐かしの罪でチャラ侍は捕まるのですが
大事な刀はなんと刃こぼれ。
無様な勝負であったと反省しきりの磐音さんでした。
たまにはこんなこともあるんですね。
ちょっと安心したっていうか、なかなか可愛かったです。

包平は研ぎ師のところへ出したものの
名人・職人気質な故に、いつ出来上がるのかもわからない。
そんな時、今津屋さんの主、吉右衛門のお供で熱海まで行くことに。
お腰の辺りが落ち着かなくては用心棒にもならない。
今津屋から金子を工面するために大名が用意したと思われる備前長船長義を譲り受けます。

すると早速ですが、それを待ってたかのように騒動がやって来ました。
元はといえばお節介からでしたが、不本意ながら鳥取藩のお家騒動に首を突っ込んでしまった様子。
しかも、磐音さんが助けたお武家さんはなんと、織田桜子というお姫様でした。

おこんさんは、磐音さんに女難の相が見えるといいます。

そんな中で、メインのお話は江戸城石垣補修のをめぐる汚職。
長雨で江戸城の石垣が壊れ、その修復を美作津山藩が依頼されたのですが、何かと金のかかる作業。
今津屋がその一部を用立てることとなり。
主の吉右衛門自らが熱海の石切り場まで様子を見に行くこととなります。
お供は磐音さんをはじめとする品川、竹村のトリオです。

しかし、実際に足を運んでみれば、
地元のヤクザと手を組んだ幕府の役人が利権を独り占めしようとしています。
磐音さんは、伊豆の石切り場の人たちとともに
悪辣な奉行一味をやっつけます。

毎度のことながら水戸黄門のようにスッキリ片がついて
読んでいても気持ちが良いです。

あとは、鳥取藩の桜子姫が今後どんな役割を果たすのか。
それが気になるところですね。
何しろ磐音さんモテすぎだから。
今回は登場がなくてちょっと残念な意中の人白鶴
それにおこんさんでしょ、
加えて桜子姫も仲間入りするのかな???
(・∀・)ニヤニヤ





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by noro2happy | 2016-05-20 22:24 | book