📖「本所おけら長屋(五)」畠山健二(#1626)

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本日2つ目の読書感想文は例のやつね。

先に新刊の6巻を読んでしまったのだけど
やっぱり気になるわよ。
あわてて5巻を借りてきました。
別にどっちが先でも大した影響がないのがうれしい。

このシリーズを読むと

しあわせは いつもじぶんの 
こころがきめる

by 相田みつを

てのを思い出してしまいます。
万松さんはじめおけら長屋の貧乏人は誰もが幸せそうだよね。
もちろん、今回のテーマ?的な
みんなそれぞれに重荷を心に抱えてるんですけどね。


「ねのこく」
幽霊話は初めてですよね。
何かからくりがあるのかと思ったら
本物の幽霊だった。
しかも人助けならぬ、幽霊助けまでしちゃうおけら長屋の住人ていったい。笑

「そめさし」「まさゆめ」
ワタシの超お得分野の妄想が炸裂。
とくに「まさゆめ」はねー。
こんな夢みたらワタシだって宝くじ買うわな。

「はるこい」
嶋田の旦那の元職場黒石藩のお殿様が久々に登場。
この人大好き。
でも、内容的にはにシリアス。
藩の内情は何処も厳しいものがあって、
居眠り磐音の関前藩とかぶってしまった。
お葉さんにはこれからも時々登場して欲しい。

最後の「わけあり」
これは泣けます。
今回は吹き出すシーンよりもほろっとさせるお話のほうが印象的だった。
お熊婆さんがずっと重荷として背負ってきた過去と決別するためとはいえ
悲しいよー。
生きていて欲しかったわ。

新大橋から飛び込んで万年橋で引き上げられるって
あまりにも地元過ぎて、通るたびにこの話を思い出してしまいそう。



「松ちゃん、おれはあっちを捜すから、おめえはそっちを捜せ」
それを聞いた八五郎が
「それなら、おれはこっちを捜す」
お熊は呆れ顔になる
「あんたちは、それで話が通じるのかい。
たいしたもんだねえ」

こういう落語的でテンポの早い会話こそ
この小説の一番の面白さだわwww


さー、次は磐音さんが待ってる。
楽しみ、楽しみ。




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by noro2happy | 2016-05-11 22:47 | book