📖「龍天ノ門(居眠り磐音江戸双紙5)」佐伯泰英(#1613)


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昨日行った、江戸東京博物館。
ダ・ヴィンチのあとはもちろん、常設展も覗いてきました。
只今、時代小説に絶賛どハマリ中としては、無視するわけにはまいりません。

以前も詳細レポした気がする。。。
と、過去記事眺めてみたらはやり、ありました。

ミニチュアの町並みの中に
磐音さんをはじめとするお馴染みさんがいるんじゃないかしら、なんて。


***


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さて、ここからはいつもどおりの読書感想文です。
5作品目まで来ましたよ。
我ながらすごいハイペース。
それでもまだ46巻もあるなんて嬉しい060.gif

今回更に嬉しいことは、
本がとーっても、きれい!←そこかい!
なにしろこれだけの長編だから、
ヘタすると10年以上も前のものが来ることもあるわけで。
これまでもお世辞にも美しいとはいえなかった。
だから掘り出し物(因みに2011年の第50刷)。

本題に戻ります。
江戸に戻ってきた磐音さん。
相変わらず大小様々な事件に巻き込まれます。
腕が立ちすぎるから、もう何の心配もなく読んでる。

その間に、奈緒殿の吉原デビューが決まります。
その名も「白鶴(はっかく)太夫」として。
皮肉ですよねー。
幼い頃から磐音と奈緒の二人が見ていた関前のお城の別名が白鶴。
その名を名乗らねばならない奈緒の心情・・・
切なすぎる 007.gif

そんな白鶴のデビューを邪魔する輩が。
そもそも京島原の遊郭の主が奈緒の身売りに関して、
江戸と尾張と両天秤にかけたことが原因なのですが
コケにされた尾張は奈緒を傷つけてもデビューを阻止しようと。
磐音は吉原会所と手を組み、奈緒を陰から守るのです。

白鶴としての奈緒のきらびやかな花魁道中を見守る磐音。
でも、奈緒は見てしまったんですね。
傍らを走り抜けた菅笠の浪人を。
「あれは・・・」
ひぃ~~~、またまた切ない 007.gif007.gif
そうなんだよ、奈緒、磐音さんなんだよぉぉぉ。

奈緒が苦界で生きるのならば、自分もまた生涯妻を娶らず、
奈緒を遠くから見守りながら生きると決意する磐音。
うっ、うっ、やっぱ韓ドラ(←しつこい)

と同時進行なのが関前藩の財政再興。
藩主が国許に帰る金もないとは。
磐音さん、父上の頼みもあり気が重いながらも、
今津屋さんに2500両の借金の申し込み。
奈緒を身受けするためのお金なら貸してくれると言ってる今津屋さんに対し、
私事であり、かつ返す当てがないと断った磐音。
そんな人が、藩のためには頭を下げる。。。

しかし、せっかく橋渡しをしたものの、藩にはろくな担保がなく、
藩主と奥方の私物まで差し出すというちょい情けない話。
しかし今津屋はその金を用立ててくれるのです。
2500両の担保とは一体何だったのか・・・
答えは最後のほうで明かされます。

今津屋が提示した担保というのは「坂崎磐音」でした。
「豊後関前藩という池に置くよりは、
天に放って自由に活躍させたほうが藩のためにも良いでしょう」
という、主今津屋吉右衛門の言葉。
まさに龍が天に登るように、と。
キャー、今津屋さんもかっこ良すぎます。


新しく江戸家老としてやってきた利高がどう出るのか気になります。
そして、長屋には新キャラも登場。
今後どう絡んでくるのか楽しみ。
即続きを読まなくちゃ。


おまけ:
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歌舞伎「助六」の揚巻花魁@江戸東京博物館


蛇足:
🐲天←「りゅうてん」と入力したら最初の変換が。爆
や~だ~ジヨンてば 010.gif




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by noro2happy | 2016-03-06 20:59 | book