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📖「陽炎ノ辻(居眠り磐音 江戸双紙1)」佐伯泰英(#1603)

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キタキタキタ~~~って感じですよ。

今年の読書キーワードは
「時代小説」049.gif ですね。
しかも、なるべく地元と馴染みの深いもの。

澪ちゃんしかりですが
ここ数年、時代小説の面白さに目覚めました。
ひと昔前までは、ジイさん方の読み物ってイメージがあったのですが(失礼だろ!)

そして今回初めて、時代小説の王道
佐伯さんの作品を手にすることになりました。
きっかけは、
「居眠り磐音(いわね)」シリーズ51巻目にして
ようやく完結!
という新聞広告。

初読みの第1巻目「陽炎ノ辻」初版は2002年のようなので
なんと14年近くか。。。スゴッ!
長編も長編、超長編時代小説ですね。




直心影流の達人、坂崎磐音。
藩内騒動が元で自藩を離れ、江戸深川六間堀で浪々の日々を送る。
ある日、磐音はふとした縁で両替商の用心棒を引き受けるが、
幕府の屋台骨を揺るがす
大陰謀に巻き込まれてしまう。
些事にこだわらず春風のように穏やかな磐音が、
飄々と悪を切る。
(文庫版表紙裏より)




読み始めたら期待通り。
文章がサクサク頭に入り、ススムススムのススムくん。
ストーリーもキャラクターも面白い。
田沼意次が、徳川幕府財政再建として乗り出した
新貨幣政策を背景に
幕府内部の権力闘争と、両替商どうしの確執。
ミステリーの要素あり
チャンバラも迫力があり
凄みさえ感じるところでも磐音のキャラが爽やか。
もちろん下町の人情もたっぷり。

富岡八幡宮や浅草寺、待乳山聖天など
馴染みのところもどっさりで、親近感。
なるほどなるほど、こんなふうに歩いて
あるいは猪牙舟で、
なんて想像するのもまた楽しい。
因みに磐音の長屋の深川六間堀は、現在の常盤町。
これまた目と鼻の先。

困ったときには居眠り磐音ってなもんで。
当分読書に不自由しないでござるよ 079.gif


おまけ:
てなわけで、先日写真だけ登場した
あの分厚いご本は、とっとと返却いたしました。011.gif




by noro2happy | 2016-01-23 19:00 | book