「やぶへび」大沢在昌(#1525)

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すごい久しぶりに大沢作品。
新宿鮫のハードボイルド系がお気に入りですが、
どちらかといえば、
ハードよりソフトでした。



「カネもなければ、オンナもいない」元刑事の甲賀は40歳の寂しい年の瀬を迎えていた。
そこへ「奥さんを保護した」と警察からの連絡。
この「妻」は甲賀が“偽装結婚”した中国人女性で、記憶を失っていた。
彼女が何者か二人で調べていくと事態はとんでもない方向に。
読み始めたら止まらないエンターテインメント。
(文庫版カバーより)



元刑事というから腕っ節は強いのかと思ったらからっきし。
その代わり、戸籍上の妻が
武術の達人という設定がおもしろい。

日本のヤクザと中国マフィアといえば、ドロドロの血なまぐさい抗争や、
読んでいてもよく理解できない暗黒部分とかあったりしますが、
懸念するほどややこしくはなく、軽いノリのサスペンス。
サクサクと読んでしったけど、忘れそう💦

ラストもなんだかあっけなくて、
これで終わり?

それにしても、女好きにもプラスとマイナスがあるのかー。
いかにも大沢さん的発想?笑

因みにプラスは「女好き」が仕事の上で役にたってる。
スキャンダルで名前を売ったり、経験を商売道具にできる。
相手がどんな女であろうと結局最後は自分にとって都合の良い結果に持っていく。

翻って甲賀のようなマイナスの女好きとは
相手に引きずられる、
女の事情に巻き込まれ
気付くと泥沼にハマっているんだそうで・・・



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by noro2happy | 2015-05-26 22:21 | book