「王妃の館」浅田次郎(#1518)

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なにをしてもイマイチ興が乗らず
今日のお出かけはといえば
スーパーと図書館だけ(_ _;)
ジムの風呂に行こうかと思ったけど
それも面倒臭くなり
結局のところ相変わらず本ばっかり読んでるBBです。
この場合のBBとは、見てくれババッチイばーさん。


さて、そんなどうでもいい情報は置いといて、感想文。

浅田さんてそれほど読んでるわけではないのですが
どちらかと言うと「泣かせ」の方かと思ってたら
こんなに次から次へのドタバタを紡ぎだす人だったんですね。
チョット意外。
(↑ワタシが知らないだけだけど)
電車の中で、何度も吹き出しましたよ。

実は何を隠そう、ワタシとて
「蒼穹の昴」と本書、同時進行のダブルブッキング。
とても同じ作家さんとは思えませんわ。



世界中のセレブ憧れの最高級ホテル『王妃の館』こと「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」。
そこに宿泊するプランをたてたのは、倒産寸前の旅行会社。
起死回生の苦肉の策が、パリ10日間150万円の超豪華「光(ポジ)ツアー」と、
20万円の格安「影(ネガ)ツアー」、
ふたつのツアーを同宿させるというダブルブッキング。
それぞれのツアーコンダクターは元夫婦。
やりての年上元妻はポジツアー担当。
気弱で煽られっぱなしの元夫はネガツアー担当。

こんな始まりだからもう、ハラハラドキドキは必至。
決してふたつのツアーを出会わせてはならないのですが
どちらの参加者とも、一クセも二クセもある個性派揃い。
お約束のトラブルやらでニアミスの連続。
次々と危機が訪れ、ついに秘密は一行の知るところとなります。

お話しはさらに、『王妃の館』に秘められたルイ・14世の切ない愛の物語を絡め
過去と現代を行ったり来たり。
ツアー客もやりたい放題のシッチャカメッチャカ。
一体最後はどうなるのかと思ったけど
思いっきりデキスギ君のハッピーエンド。
感動というのはどうかと思いますけど、笑えるのは確か。

なんとなく、三谷幸喜さんのドタバタ映画をイメージして読んでましたが
こちら、もう間もなく映画公開されます。

映画の方は水谷豊演じる「ポジツアー」に参加の売れっ子作家を主役にしてるようです。
個性においては誰もが主人公クラスだから
(ツアコン二人にしても)
誰か一人に焦点を当てないと散漫になってしまう恐れあり?

この小説がどんなふうに料理されるのか気になるので
多分観に行ってしまいそう。
それにベルサイユ宮殿やパリの街並みは
映像で見るが一番かもねー。




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by noro2happy | 2015-04-11 20:58 | book