「風のマジム」原田マハ(#1516)

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なんだかんだとしつこく原田さん(^_^;)
直近の原田作品「太陽の棘」
こっちのほうが好みでした。

読後感はね、とにかく沖縄に行きたくなるさー!
(できれば南大東島)
そして、でーじラム酒が飲みたくなるさー!!
でした。


日本初、沖縄産アグリコール・ラム酒を造る。
そう志して起業した女性が、現実に存在する。
那覇市在住の金城裕子さんは、民間企業のOLから立身し、
現在、南大東島に本社を置くラム酒製造会社
「グレイスラム」の代表取締役社長である。
(作者あとがきより)


派遣社員をしながらなーんとなく
漠然と日々を送っていた主人公のまじむ。
偶然見つけた社内ベンチャー募集の告知をみて一念発起。
沖縄産のさとうきびでラム酒を造るという事業にチャレンジ。
周りの人々の協力を得て見事、夢を実現させるというサクセスストーリー。

簡単に言っちゃえばそんなお話し。
実は読み始める前はね、また「本日は、~」みたいな
そんな簡単に行くかよ、なんてのだったりして・・・
ちょっと懸念があったのですが
そこはやはり実在のモデルが居るということで
ぐっとリアリティ感じました。


主人公の名前がまじむ。
え?まじむー?
最近、原田さんの命名にチョット疑問を抱きつつあったので
またか?と思いましたが
「まじむ」とは、沖縄の方言で「真心」という意味。
そうして読んでみるとなかなか良いのですよ。
文字通りみんなの真心がこもった純国産ラム酒。
ラスト近くで「風のマジム」の意味がしみじみと心に刻まれます。

随所にでてくる沖縄の方言と
ざわわ、ざわわの風景についつい引き込まれる。
それと、なんたっておばあの存在感。
沖縄のおばあってなんであんなにかっこいいんだろ。
まじむと吾朗さんのその後の進展も、む~ぅ、気になる。


それにしても主役とも言うべきラム酒。
これに強く惹かれたわ。
吾朗さんの作ったうちなーモヒートが魅力的すぎる。
ラム酒ってモヒートを始めとするカクテル類や
ロッテのラミー(大大大好きです)ぐらいしか馴染みがなかった。
サトウキビが原料ってのも知らなかったし。
ここはなんとしてもロックで味わってみたい。

で、ミーハーかつ酒飲みの誰かさんは
南大東島のラム酒を思わずポチってしまいました。爆
単純でしょー。



沖縄旅行計画中のそこのアナタ、
お、そこにもいましたか。
なんか、4月から5月にかけてワタシの周りは沖縄ブームみたい。
機中のお供にいかがっすか?
オススメですよ~。

え?ラム酒がって?
ちゃうよ~、「風のマジム」です。



おまけ:
ここ1ヶ月前から図書館のカウンターに
吉本の小藪そっくりのお兄ちゃんが座ってて。
その人に呼ばれるとついニヤニヤしてしまう。
変なおばさんと思われてるかも・・・





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by noro2happy | 2015-04-02 21:00 | book