「廉恥」今野敏(#1511)

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やっぱり好きだなぁ、今野さんの警察小説。
いつも思うけど
サスペンス、謎解きというより
捜査に携わる人々の人間関係とか
場の雰囲気とか
行間に漂う空気感のようなものがおもしろい。
(抽象的でわかりにくいな)

廉恥・・・ねぇ。
「心が清らかで、恥を知る心が強いこと」
まず使わない言葉だわ。
むしろ破廉恥だからね、どっちかっちゃあ。
ま、それは置いといて。



キャバクラのホステスが自宅で殺害される。
被害者は警察にストーカー被害の相談をしていた。
もしストーカーによる犯行であれば
マスコミから厳しい追求を受ける。
そんな中、捜査本部に警察庁から派遣されて来たのが
ストーカー対策の専門家。
女性キャリアである小泉蘭子刑事指導官。
戸惑う捜査官たちのなかで樋口は彼女への対応も任される。
面倒事を押し付けられた感の樋口の元へ
さらに追い打ちを掛けるように、
元同僚から全く別件の情報がもたらされる。
爆破予告などの脅迫メールの送信元リストに
樋口の娘のPCがあったと。

事件と、女性キャリアのお守りと
(実際は控えめで、出来る人だった)
家庭内問題の三つ巴。
さぁ、樋口どう対応する。。。


なんかさ、プロット似てない?
そうそう、大好きな隠蔽捜査シリーズの竜崎さん。
シリーズその1の「隠蔽捜査」とその3の「疑心」(感想こちら)
なんかいつの間にか杉本哲っちゃんイメージしながら、読んでしまったわ。

キャラもとっても似てるんですよね。
融通が効かなくて。
頑固すぎるほどブレない。
そこが魅力的なところなんだわ。
自分のダンナだったら勘弁してよ、なんだけど
実は夫ドッコイ、チョイ似たとこあるかも。
やっぱ、現実はちっとも魅力的じゃないってことか。

おっつ、脱線だ。

ストーリーそのものは
途中からアッ、って読めてくるし
目新しいこともないんだけど。
これを書いてしまうとネタバレになってしまうのですが
ストーカーや痴漢行為って
女性の訴えひとつでいくらでも犯人を創りだすことが出来るんですよね。
「それでも僕はやってない」でしたっけ?
痴漢冤罪事件も映画になりました。

廉恥・・・このタイトルの意味するところは。
そんな心がない者は被害者なのか
犯人なのか。。。
どちらも、とも言えるのだけど
今野さんの作品二文字漢字が多いなぁ。
友達におすすめするとき
絶対に忘れちゃうんですけど(^_^;)



つぅか、つぅか。
アタシとしたことが見逃してた!
『自覚 隠蔽捜査5.5』
「隠蔽捜査」シリーズの新刊が出てた~~~(>_<)
5.5というからスピンオフだと思うけど。

慌てて予約入れたら100数人まち(T_T)(T_T)(T_T)
マジかいな。
超悔しいんですけどぉ。





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by noro2happy | 2015-03-06 21:31 | book