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「村上海賊の娘(上・下)」和田竜

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「村上海賊の娘」   ・・・・・#1440

以前、職場の上司に村上水軍の末裔って人がいました。
ガタイも大きくて豪放磊落。
普段は辛口で男性上司を値踏みする女子社員たちの評判もよろしい。
いくつかの武勇伝もありで
さすが、海賊の血と納得したものです。

ま、そんなこともありーの、
本屋大賞受賞ってのもありーので
随分前に予約してたのをやっと手にしたのですが・・・

『のぼうの城』から六年。
四年間をこの一作だけに注ぎ込んだ、
ケタ違いの著者最高傑作!
和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。
毛利は海路からの支援を乞われるが、
成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。
折しも、娘の景は上乗りで難波へむかう。
家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、
度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる!
第一次木津川合戦の史実に基づく一大巨篇。
(アマゾンより)

ふ~ぅ、何とか読み終えた
っていうのが、正直な感想。

長い。
初めのうちこそNHKの官兵衛と並べながら
興味津々で読んでいたけど
肝心の海賊の娘、景姫が出てからが
キャラクターといい、台詞といい
まるで漫画に変わってしまったわ。

ワタシの中ではミラ・ジョボビッチしか浮かばない。
現代であれば美女だけど
当時の美人の範ちゅうからははみ出してる。
彫りが深く、唇は厚く、小顔。

醜女と書かれているのに
泉州に行った途端美女になってしまうってのも
そんなバナナ。
当時の美意識は一緒だろうと思うんだけど。

でもまぁ、それならそれで
映画を観るかのごとく
スペクタクルを楽しもうと思ったのですが
途中で挿入される史実に基づく文献の数々。
「因みに」的な引用文が多過ぎて。
巻末の参考文献見てビックリ。
それだけで4ページにわたってる。

ここまで勉強すれば
盛り込みたくなるのはわかるけど
そのため、地の文との違和感ありすぎて
どうしても最後まで馴染めませんでした。
「前にも触れたが」って書き方も気になった。
触れたんなら読まなくてもいっか・・・


人の首は簡単にコロコロ飛ぶし
ドバーッ、バサーッ、グサーッ!!!
傷を負っても景姫は死なない・・・
やっぱり劇画か映画だなぁ。

大きな歴史の流れにあっては
さくっと流されてしまう木津川口の戦いにスポットを当て
好みは別として独特の世界観で膨らませてもらったけど
ワタシのような凡人にはこの程度の感想しか持てませんでした。

結局、景姫が留吉や源爺に出会わなければ
歴史は変わってた?

同じ海賊で本屋大賞となれば
去年のものと比較しちゃうけど段違いでした。

てな感想文で、あまり参考にならずにソーリーです。




余談:
姫のあられもない格好を想像するにつけ
下はどうなってるのだろうと・・・
だって、当時の女性は、はいてないはずだし。
と思ったら下巻で答えが出てた。
そっか、やっぱり褌をつけてたんだ。
って、ホントかいな???

で、また冒頭の話に戻りますが
関ジャニの村上くんも同じく海賊の末裔だって
以前聞いたことがある(^_^;)
どんだけたくさんの末裔がいるのかしらね。




by noro2happy | 2014-10-14 20:24 | book