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「残月・・・みをつくし料理帖」高田郁

なんと、顧みれば1ヶ月半ぶりの読書感想文だわ。

この間全く読まなかったわけではないのですが
読了したのが一冊もないという、オヨヨな状態。
そこそこ面白いものもあったんだけど、なかなか進まず
気がつけば貸出期限が切れて返却というパターンでした。
いや、全くページを繰ることなく返したのもあったな(*_*;
図書館専門読書の悲しいところであります。



c0096685_2255497.jpg「残月」   ・・・・・#1336

ま、こんな前置きはどーでもよくて
「みをつくし料理帳」シリーズの第8弾です。
さすがにねー、これを読まずに返却は有り得ないわ。

前巻はどこまで行ったのかしらって過去記事(こちら)を見てみれば
なんと、1年以上経ってました。
そうそう、あまりに切なく不幸な事件が相次いだんだったわ。

今回もそんなんだったら、キーッってなるところですが・・・
よかったぁ~♪
ひっさびさに明るいし、展開も早っ。
なによりいろんなことがぎゅっと凝縮されて中身が濃い。
いや、今までの中身が薄かったっていうんじゃないけど
あれやこれやが一気に氷解。
その分新たな謎も生まれるんだけど
1年待った甲斐がありました。

ということでネタバレなしでは感想書けないので
知りたくない人はスルーしてくださいね。



今回は芳の出番が多いです。
まず、ずっと探し続けていた息子の佐兵衛の行方がわかります。
ところが、佐兵衛は捨吉と名まで変えて、
自分はいないものと思ってくれと、芳の思いを切り捨てちゃう(T_T)
またまた悲しい結末になるのかとハラハラしたけど
やっぱり母を気にかけていたことがわかるのね。

芳は佐兵衛に天満一兆庵再建の夢を託すことはやめ
同時に澪にも同じことで縛るのはやめると決意します。

そんな別の未来を見ようとしていた芳ですがなんと柳吾と!
これは本当に良かった。
倒れた柳吾の看病をしたのがきっかけでね。
天満一兆庵のご寮さんだった芳の真価が発揮されました。

さて、澪自身はといえば大火以後のようやく
あさひ太夫こと野江ちゃんとの再会を果たします。
そしてつる屋の主・種市は澪をつる屋から送り出す算段を始めます。
そのきっかけを作ったのは戯作者の清右衛門先生。
種市にあさひ太夫とのこと、又次と澪の願いを洗いざらい話したのね。

今回の様々な展開は、それぞれが別の道を行くってことを示唆してるのかしら。
又次に命を助けられた摂津屋の登場は何を意味してるんだろう。
今後どう関わってくるのかが気になるところ。

小松原様とは完全に終わってしまったのねー。
小松原ファンとしてはチョットそれが残念なんだけど。

でも、物語としてこれから大きく動き出す気配。
またまた楽しみなことですが・・・
もうちょっと早く出しておくれよぉ~。
by noro2happy | 2013-12-17 22:14 | book