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◇◇◇沈黙の檻

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堂場瞬一:著『沈黙の檻』

以前も書きましたが
「警察小説」が好きです。
ナンもないときや、旅のお共として軽く読むには
このジャンル、比較的間違いない選択となります。

今回も長崎まで道連れにした本です。
ハードカバーが難点ではありましたが
往復の飛行機と
夜明け前に目覚めてしまったヒマ時間を利用して
残りの三分の二を読み終えました。

迷宮入りした17年前の殺人事件の犯人だと名指しされた運送会社社長・末松。
彼は犯行を否定せず、マスコミに「ノーコメント」と繰り返すのみ。
その末松の命が狙われた。
警護を命じられた所轄署の刑事・氷室は、
彼の人間的魅力に惹かれ始める。
一方、かつての事件で実父を殺された青年タケは、
親父と慕う末松の無実を信じていた。
やがて末松を名指しした男が何者かに殺される。


刑事と容疑者の二人の性格が似ているところが面白い。
極度のきれい好きで、ゆえに?独身。
事件そのものというより、人間が描かれています。
ハラハラドキドキはないけれどジックリ読めました。
タイトルの意味は最後のほうで分かるのですが
現実的ではないかもしれないけれど
堂場さんらしいとも思いました。
by noro2happy | 2010-12-25 20:19 | book