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読み応えありました「激流(上下)」

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★★★★
激流(上下) 柴田よしき:著

この方の作品を読むのは初めてです。
失礼ながらお名前を見て男性かと思ってました。

けど、はぁ~、読んだわ。
満腹満腹。
上下合わせて900ページ。
久しぶりにタップリとサスペンスを楽しみましたよー。

中三の修学旅行中、同じ班だった冬葉が忽然と消息を絶ちます。
それから20年後、それぞれの人生を送っていたグループのメンバーの元に
突然思いがけないメールが送られてきます。
「わたしを憶えていますか?  冬葉」

それと並行して、かつての同級生に次々と不可解な出来事が起こります。
これらのことは、20年前の事件と関係があるのか。
果たしてメールを送ったのは本当に冬葉なのか?
だとしたら何のために・・・

事件当時は思い出せなかったことが、20年たった今記憶としてよみがえる。
それぞれの破片を結びつけて、次第に核心に迫っていく過程がとっても面白かった。
さぁ、この先どう結論が出るんだろう・・・

はっきり言って、
楽しみにしていたわりにはチョットずっこけたかな。
決め手となるかと思った事件はただのフリだったり・・・

犯人役が登場するのは本当に終盤で
これでは予想しようがありません。
動機の点でも、チョット希薄なところもあるし。

しかし、それでも読ませるところがすごいんだけど。
結末については賛否両論だと思いますが、
同級生それぞれの、人生物語として読むのも面白いです。

by noro2happy | 2010-10-05 22:45 | book