人気ブログランキング |

サヨナライツカ

c0096685_2214697.jpg★★★★
もうこの年になると、自分自身が愛だの恋だのって、一喜一憂することは永遠にないと思ってしまう・・・
そりゃあ、かつてのようなときめきを感じたくないのかって言えば、ウソになる。
一方、そんな感情を七面倒臭いと感じているのも本当。
でも、こんな恋愛物語を読むとなんか照れくさくも、自分を置き換えてみたりして、ひと時の夢を追いかける。

辻仁成著:サヨナライツカを読みました。
来年早々、奥様の中山美穂主演で映画上映されるんですよね。
その原作本。
友達が「泣けるよ~」ってコメントつきで貸してくれました。
バンコクが舞台っていうのもいいわぁ。

「人間は死ぬとき、愛されたことを思い出すヒトと愛したことを思い出すヒトとにわかれる。
私はきっと愛したことを思い出す」
内容はこの言葉につきます。
たった4ヶ月の恋がその後の忘れられない日々となる。053.gif054.gif053.gif054.gif
一生をかけての愛がテーマなんだけど、ワタシは男の気持ちがよく分からない。
一見苦しんでいるようだけれど、アンタはいいよねー。
冷ややかな目で見てしまう。
男が男を描いているんだから間違いないでしょう。
男の愛なんてこの程度さ。

“好青年”は婚約者がいながら、沓子の奔放な魅力に屈し、激しく狂おしい日々を過ごす。
やがて二人は別れをを選択するが、25年後、愛をはぐくんだバンコクで再会する。
ないものねだり、夢みる夢子さんとしては、やっぱりちょっとあこがれる恋愛物語です。
あ~~~矛盾していることは重々承知でやっぱ、泣ける。

沓子と別れた好青年は、何事もなく妻をバンコクに迎えたり出来たんだろうか。
これは、本人たちというより、事情を感ずいていた回りの人たちともモロモロ・・・
そのあたりの不自然さを映画は描いているのかな。
不完全燃焼がしっかり描かれているのなら、やっぱり映画を観てみたい。

バンコクのオリエンタルホテル、ぜひ行ってみたいわぁ。

で、あなたはどちら?
最後に思い出すのは。
愛したことか愛されたことか・・・
by noro2happy | 2009-11-07 22:09 | book