映画「さまよう刃」

c0096685_2017290.jpg★★★☆

昨日はさまよう刃を見てきました。
東野圭吾さんの原作。
ちょうどこの本を読んだのが1年前(よければこちらも)
なんとも理不尽でやりきれない思いでいっぱいの読後感でした。

で、映画もやはりなんとなくスッキリしない。
劇場を出る人の顔を見てもなんか皆一様に暗~い。
まぁ、仕方ないですね、そういう内容なんだから。

原作ではさほど出番がなかった織部刑事を、竹野内豊が演じることにより、ドンだけ変わってくるのかと思ったけれど、期待したほどではありませんでした。
だって、やっぱり主役は寺尾聡なんだもの。
べつにあえて竹野内がやらなくてもよかったんじゃないの、なんて。

法に従わねばならないのは分かっていつつも、父親の心情をを慮る織部の割り切れない葛藤。
ただ、そんな胸のうちを居酒屋のカウンターで語るってのがね、リアリティがありません。
それと、抑えた演技の寺尾さんには胸を打たれるのですが、中学生の娘を持つお父さんにしてはちょっと年取ってるかなぁ。
本を読んだときにはもう少し若い男性をイメージしていたものだから・・・

なんにしても、あの映画を見たほとんどの人が、もし自分があの立場だったらって、考えたに違いありません。
そして誰もが、現在の少年法というものに若干の違和感を覚えるはず。
投げかけられたテーマについて自然に考えてしまう、そんな映画です。

(*^o^*)クフーッ 012.gif 写真は、あえての竹野内様を使わせていただきました。053.gif 053.gif
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by noro2happy | 2009-10-11 20:27 | 映画