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『右岸』と『左岸』

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★ ★ ★ ☆

夕べは、というか、正確には今日ですが、妙に目がさえてしまい、結局夜中の3時ごろまで読書タイムとなってしまいました。
辻仁成さんの『右岸』と江國香織さんの『左岸』
ようやく読了。
どぅほぉぉ~~~っ、疲れたぁ。
久しぶりにズッシリきましたねぇ。
いや、内容というより総文章量においてだけど。
2段組、左右あわせると1000ページにも及ぶわけでして。
読みでがあったわぁ。

辻・江國コンビといえばもちろん「冷静と情熱のあいだ」ですよね。
愛し合いながらも離れてしまった男女の心の動きを、それぞれの側から綴ったラブストーリー。
竹野内豊とケリー・チャンで映画にもなって。
こん時のタケタケがまた素敵でさぁ~☆☆☆016.gif 016.gif 016.gif
いかん、話がそれそうだ。
今回もそんなのを期待していたら、まったく違うものでした。

『右岸』では特殊な能力を持った男性「九」の半生を描いているのですが、霊魂とか輪廻とかっていうスピリチュアルな世界。
それはそれなりにおもしろく読めたのですが、ラブホテルの屋上が森になったり、宙に浮かんだりするあたりから、あまりにも現実離れしてしまって。
おまけに、酒の飲みすぎで太ってひげも髪もぼうぼうって、どっかで見たような・・・?
ビジュアル的にはまるでショーコーじゃない。
ちょっとうーん、て感じになってしまいました。

一方の『左岸』は九の幼馴染みであり、ずっと思いを寄せていた女性、「茉莉」が主人公。
その男性遍歴を含め、「チョウゼンとしていればいい」という生き方がとても印象的です。
どちらを先に読むかというところですが、ワタシは右岸から読んだので、人物関係などが良く分かったように思うのですが。

「冷静と~」では辻さんのほうが好きだったけど、今回は江國さんの方が面白かったかな。
期待が大きかっただけに、両方合わせて星3.5個ってとこで。
全編を通じての博多弁がなんとも言えない味を醸し出しています。
by noro2happy | 2009-02-24 21:39 | book