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言葉の不思議

今日はまたまた「言葉」の?です。

先日新堂冬樹さんの小説を読んでいたら、その中に「蟻の這い入る隙もない」という表現があったのです。
うーん、これはもしかして「蟻の這い出る隙もない」では・・・?
さっそく調べてみたところ、やはり正しくは「這い出る」のようで。
本来は校閲者がチェックするところですが、若かったりするとスルーしてしまうのでしょう。
でも、この言葉の意味をよーく考えると、「這い入る」のほうが正しのではないかなんて、つい思ってしまったわけです。
意味としては「少しの隙間もないほど、警戒が厳重なことのたとえ」。
であれば、もともと蟻さんは外にいるものなのですから、這い入るのをガードすべきだと思うのですが・・・
まぁ、これを揚げ足取りと言うのでしょうが、こんなことを思う人が多いので、いつの間にやら「這い入る隙」って勘違いをする人がいるんでしょうね。
なんて、偉そうなことを言えるほど、ワタシも言葉を知っているわけではありませんが。
以前も書きましたが「憮然」という言葉について、その後気になったので注意して読んでいましたが、かなりの数の作家さんが、あきらかに「腹を立てている」というシチュエーションの際に使っていましたね。

ところで、先週の読売新聞の日曜版の漫画「あたしンち」でも、ゆずひこ君が「ズ」が気になるって言っていました。
食べたことがないけれど、見た目匂いなどから「嫌い」な食べ物が「食わず嫌い」
であれば、見た目匂いなどから自分が好きそうな食べ物に対する「食わず好き」って言葉があってもいいだろうと。
「うわ~ぁ、このお菓子可愛いし、おいしそうな匂い、私好きかも、食べたことないけど」
これが食わず好き。
もう一つは「負けず嫌い」。
この場合の「ず」が「食わず嫌い」と同じ否定の「ず」だとすると、負けたことがないのに負けが嫌いということか・・・?
単なる「負け嫌い」と言うべきだ、って悩んでいるの。
恐らく、前者と後者では、「ず」の意味が違うんだと思うのですが、発想がユニークで印象に残りました。
言葉って深く、そして面白いですね。
by noro2happy | 2008-11-09 18:07 | 日々のこと