📖「すかたん」朝井まかて(#1652)

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「眩(くらら)」ですっかりファンになってしまった朝井まかてさん。
感想文こちら(
ワタシには第2弾です。
面白かった~♪
「眩」よりエンタメ色が濃く、さくさく読めちゃいました。

タイトルいいですよね(^_^)v
「すかたん」
なんだか笑えるわ。
江戸弁で言うところの「すっとこどっこい」?
うーん、微妙にニュアンス違うかな。

目次の章タイトル見てるだけでも楽しいよ。
1「ちゃうちゃう」
2「まったり」
3「だんない」
4「ぼちぼち」
5「ええねん」
6「しんど」
7「ほな」
8「かんにん」
9「おもろい」
10「すかたん」

コテコテの大阪弁が並んでますが、
主人公の知里は、饅頭屋の娘にしてチャキチャキの江戸っ子。
ここが面白いところなんですよ。
江戸詰藩士のお武家に見初められ夫婦になり
夫の大阪赴任にともなって、お初の浪速の地を踏んだのです。

なんかこのあたり、誰かに似てる!
同じく饅頭屋の娘でチャキチャキの江戸っ子。
ダンナが大阪人で、一緒に浪速で暮らす。。。
って、アタシじゃん❣
キャン~(*˘︶˘*).。.:*♡し・ん・き・ん・か・ん。

といっても、同じなのはここまでなんですけどね。💦

なんと夫は急な病いで亡くなり、
子がないこともあり、知里は親類一同から婚家を出されてしまいました。
江戸へ帰りたくとも銭はなく、
とりあえずこの地で自活しながら江戸への路銀を蓄えよう。
そうは思うものの、子供相手の手習い師匠をまたしても首になったばかりの知里でした。
そんな折、ひょんなことから大阪でも有数の青物問屋
「河内屋」で住み込み奉公することになりました。

なれない仕事や言葉や習慣の違いに四苦八苦し、
厳しいお家さん(おかみさん)に叱責されながらも
浪速の食の豊かさに目覚めていきます。

早い話、やっちゃ場物語ですね。
やっちゃ場って大阪でも言うのかな?
東京では青物市場のことをやっちゃ場って言ったんだけど。

商家の習わしなどはつい最近読んだばかりの
あきない世傅テイストあり
はたまた磐音さんの今津屋さんテイストありと
美味しいところがてんこ盛りなのも嬉しすぎました。

でも知里は澪ちゃんや幸やおこんさんのように
やり手でもなんでもなく、
どっちかっちゃあオッチョコチョイで抜けたところも。
そんな彼女に絡んでくるのが河内屋の若旦那。
一見アホボンなんだけど、野菜に対する思いは人一倍。
はじめは反発する知里ですが
いつしか惹かれるようになるというお決まりのパターン。
ラストシーンが微笑ましくて、読後感がとっても良かったです。

大阪弁と江戸弁の掛け合いもテンポよくて楽しい。
そして、新鮮な野菜が食べたくなる。
おすすめですよ。
特に大阪人には(^_^)v

まかてさん、次は何読もうかな~♪






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Commented by mikibocchi519 at 2016-09-16 10:34
大阪から神奈川へ来て18年
久々に聞いた「すかたん」懐かしい響きだぁ~
今もバリバリ関西弁だけど
ネイティヴな言葉は出なくなりました 笑
同級生からジモティ言葉で(泉州弁)LINEとかくるけど???
すっかり関東人になってしもたな←なってないない 笑
Commented by noro2happy at 2016-09-17 19:48
> mikibocchi519さん
この間、堺支社の人と電話で話したんですが
全くの面識なしなんだけど、ほんまですか?とか
おおきにとか言われちゃって
普通仕事の会話はみんな標準語になるのに
なんかものすごくフレンドリーな感じがしました。

まったりって私も使うけど、本来の意味とは若干違うことを知りました。
おもろい本でっせ。
読んでみてや(似非関西弁ですんまへんなぁ💦)
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by noro2happy | 2016-09-15 20:01 | book | Comments(2)