「緋の天空」葉室麟(#1503)

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いやー、いいわ。
今年になっての本のチョイスがどれも大当たり。
ジャンルは違えどそれぞれに大満足です。

今回は、奈良時代の歴史物。
いままであまり馴染みのない時代だったけど
おもしろかった。

昨日の話ではないですが
これまた抹香臭い部分多々ありの光明皇后のお話です。


知ってた?光明皇后
聖武天皇の奥様。
知ってた?聖武天皇
奈良の大仏を建立した人。

アタシ?恥ずかしながら・・・(>_<)
日本史の成績は良かったけど
試験のためだけの丸暗記は
ホウレイ線の100分の1ほどのシワも脳みそに刻まず。
ましてや、
あまりテレビなどでも観る機会がなく忘却の彼方。



皇位継承をめぐる権力争いが長年続くなか、
時の権力者藤原不比等の娘として生まれた安宿媛
後に「闇を払う光となれ」と光明子と名づけられ、
やがて少女は首皇子の妃となり、
その即位により聖武天皇の皇后となります。
しかし、聖武天皇の世になってからも
権力をめぐる策謀や戦いは止むことなく、
天変地異や流行病が次々と襲いかかります。
悩み苦しんだ末に光明が辿り着いたのは、
国と民のために祈りを捧げる大仏の建立でした。
幾多の困難を乗り越えながら、
聖武天皇を支え国を照らし続けようとした女性の生涯です。

導入部は大仏開眼供養の式典場面から始まるのですが
ヘタするとここで挫折?
と思えるほどとっつきにくく、難しかった。
いきなり読みにくい人名、かつ、その役割などの羅列。
文体も重々しいし。

しかし、その数ページを乗り切れば
二章目からはさかのぼって光明子の幼少時から時系列に。
安宿媛の可愛らしさや利発さが微笑ましく
物語としてもグッと親しみやすくなって
どんどんページが進んでいきました。
特に、藤原家と敵対する長屋王を父にもつ
膳夫との淡く悲しい恋。。。

光明子は後に興福寺の阿修羅像と重ねあわせて
膳夫を思い出したりするんだけど
やだ、もう、あんなお顔なのね~
なんて一人萌えしてました。



ただね、問題は人の名前。
あえてフリガナを入れなかった ↑ の赤字部分。

安宿媛→あすかべひめ
首皇子→おびとのみこ
膳夫→かしわで

全部読めた人は素晴らしい!!
何も出せませんが、拍手です。
アタシなんぞは主役クラスの人名すら覚えるのに一苦労
もう「やすやどひめ」に「くびおうじ」でいっかー、なんて(^_^;)

冒頭に登場人物のルビ付き相関図が欲しいところ。
文庫化の際にはどうぞご一考を。


大河ドラマもいい加減ネタ尽きちゃって
つい最近までWikipediaにすら載ってなかった
吉田松陰の妹にスポットライトだけど
(今回はパスなので何とも言えないが)
いっそ奈良時代ならお宝ザックザク出てきそうだけどねー
なんて思ったりしちゃった。






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Commented by shilave at 2017-05-31 12:47
くびおうじ‼️

同じくでしたわー‼️


こんなに過去に読み終えてはったんですね😅


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by noro2happy | 2015-01-12 15:08 | book | Comments(1)