「鹿の王(上・下)」上橋菜穂子

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「鹿の王」   ・・・・・#1446



今日は友人宅で「昼から女子宴会」の予定でしたが
当の主が咳と発熱で延期。

今週始めから風邪気味で医者にも診てもらってたのに
突然またぶり返したみたい。
一度は沈静化してたウィルスが何かのきっかけで
再度、より勢いを増して襲ってくる。
いったい身体の中ではどんなことが起きているのか・・・

「鹿の王」を読ぬ終えた途端の出来事だったので
むむむ。。。
思わず前書きとして記してしまいました。


◆上巻「生き残った者」
強大な帝国・東乎瑠にのまれていく故郷を守るため、
絶望的な戦いを繰り広げた戦士団“独角”。
その頭であったヴァンは奴隷に落とされ、
岩塩鉱に囚われていた。
ある夜、一群れの不思議な犬たちが岩塩鉱を襲い、
謎の病が発生する。
その隙に逃げ出したヴァンは幼子を拾い、
ユナと名付け、育てるが―!?
厳しい世界の中で未曾有の危機に立ち向かう、
父と子の物語が、いまはじまる―。


◆下巻「還って行く者」
不思議な犬たちと出会ってから、
その身に異変が起きていたヴァン。
何者かに攫われたユナを追うヴァンは、
謎の病の背後にいた思いがけない存在と向き合うことになる。
同じ頃、移住民だけが罹ると噂される病が広がる王幡領では、
医術師ホッサルが懸命に、その治療法を探していた。
ヴァンとホッサル。
ふたりの男たちが、愛する人々を守るため、
この地に生きる人々を救うために選んだ道は―!?
(「BOOK」データベースより)


国際アンデルセン賞受賞後の渾身の作ということで
上橋大ファンとしては超超超楽しみでした。
出版前から図書館に予約を入れて
お陰さまで完璧一番の読者となることが出来ました。
(あくまでも図書館でね)

で、感想ですが
まぁ本当に壮大かつボリューミィーな内容でありました。
確かに面白いです。
領土争いにまつわる政治的策略や
祖国を追われる者
支配する者。
そして恐ろしい伝染病の治療薬を作ることに己を捧げる者。
新薬を忌み嫌い自然の摂理に任せようとする者。
病を武器として使おうとする者。
さまざまな思惑に翻弄される中
人として生きる最善の方法とはどんなものなのか・・・

様々なスパイスがどんどん放り込まれていく盛り沢山感。
時には前のページを読み直したり
巻頭の登場人物説明を見なおしたり、もう大変。
ま、ワタシ自身の問題ですが(^_^;)

ですが、なんだろう・・・
正直に言いますと・・・
「守り人」シリーズや「獣の奏者」のような
琴線にバシバシ触れる
たまらなくのめり込める、ハマるというような
そこまでのドキドキ感は得られませんでした。

データベースにあるような
父と子の話しや
ヴァンとホッサルの絆のようなものはむしろ少なめで
リアルに病との関わりとか
伝染病の究明に重きが置かれていたからでしょうか。

特に下巻の方でそれを感じました。
もう少しファンタジーが全面というのを期待していたので
ちょっとこちらの思惑とは違っていたのかもしれません。
とはいえ、走り抜ける爽快感はさすがです。

このところ読書に費やす時間があまりもてず
2週間で分厚い本を2冊という
ワタシの読み方にも原因があったのかと思うので
偉そうなことは言えません。

忘れたころに、もう一度時間をかけて
じっくり読んでみると
印象が変わるかもしれませんね。

ああ、でも最後は・・・
特にヴァンのその後は・・・
やっぱりきっちり知りたいなぁ。
読みながらヴァンの気持ちに一番添えたので。
ユナ可愛いし、サエはどうなるんだろう。
幸せになって欲しいけど。
続編あったりしないのかな(希望)


YouTubeに本書のステキなPVがあったので貼り付けておきます。
すごくキレイな映像です。






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by noro2happy | 2014-11-15 20:08 | book | Comments(0)