「夢を売る男」百田尚樹

好天に恵まれお出かけ日和だった4日間。
GWも今日で終わりだぁ・・・
ドヨヨヨ~~~ン゚(゚´Д`゚)゚。

最終日は掃除やら、冬物の片付けやら
おウチの中でやるべきことをやりました。

そして、1ヶ月ぶりに本も読み終えたので
久々読書感想文の更新です。


c0096685_2042058.jpg夢を売る男(太田出版)  ・・・・・1312

今回はあえて出版社名も。
さすが元お笑い系プロダクション出版部。
でなけりゃ出せませんよねー
ってなくらいすごかったですねー。
百田さん毒吐きまくってます。
ここまで言っちゃっていいのかしら、なんて
チョット心配になるくらい。

主人公は丸栄社の敏腕編集者、牛河原。
(「1Q84」にも牛河ってアクの強い人がいたけどわざとかしら)
彼のもとには本の出版を夢見る人が集まってきます。
誰も自己顕示欲が強く、自分を知ってもらいたい、
あわよくばベストセラー作家になって、周囲の人を見返してやりたい。
と思っている人ばかり。
そんな夢を叶えるのが「ジョイントプレス」という出版方法。

ジョイントプレスとは出版にかかる費用の三分の一を
筆者に負担してもらうという丸栄社と著者の共同出版。
といえば聞こえがいいですが、元々の見積額がすでにボッタクリ。
本が売れようと売れまいと、契約ができた時点で丸栄社は丸儲け。

牛河原の華麗なる?セールストークと共に
それぞれの夢を叶える様子がオムニバス形式で描かれていきます。

そしてその合間にたっぷりと盛られている
小説家や出版社、文学賞、書評家に対する毒の嵐。
「小説を書く奴なんて、たいてい頭がおかしいんだ」に始まり
挙句には
「百田何某みたいに、毎日、全然違うメニューをだすような作家も問題。
直に消える作家だ」なんて言っちゃってる。

いつも書いてるように、キャラ読みのワタシとしては
登場人物の誰にも感情移入できなかったので
読後感としては内幕暴露本としての野次馬根性的な面白さでした。

ラストのラスト、最終ページの1行は
フフフ、やっぱりそうか、ってことで予想できちゃいましたよー。
本が売れない一因でもある図書館派としては、偉そうなこと言えませんが
やっぱりこれで1,400円は高い(^_^;)

でも百田さんは大好きです。
引き出しの多さには感服します。
これからも新刊が出る度に予約(図書館に)します!

・・・・・・・・・・・・・・・・・

ここからはオマケというか、
この本読んで一番ギョエ~~~だった件。

「毎日、ブログを更新するような人間は、
表現したい、訴えたい、自分を理解してほしい、
という強烈な欲望の持ち主なんだ。
こういう奴は最高のカモになる」
「アクセス数は関係ない。
大事なのは更新数だ。
誰も見ていないブログをせっせと更新するような奴は
必ず食いついてくる」
「共通してるのは強烈な自己顕示欲だ」

・゚・(つД`)・゚・ ウェ―ン カモって言われたよぉ。
そ、そんなことはないですけどぉぉぉ
偏見だぁぁぁ
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Commented by 藍色 at 2016-07-19 11:51 x
この本によれば、作者はいずれ消える作家だそうですが、とても面白かったです。
最後の一行まで読み終えて、読んでよかったと思える本でした。
トラックバックさせていただきました。
トラックバックお待ちしていますね。
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by noro2happy | 2013-05-06 20:18 | book | Comments(1)